Amazon Lightsail の料金をおさらいします

2022年10月15日

Amazon Lightsail のアイコン

はじめに

猫とキャンプと野球観戦と AWS が大好きな旦那、LeoSaki です。モフモフしたい。

Console Search を眺めていると、「lightsail 料金」で検索をかけられている方が多いことに気が付きました。やっぱり気になりますよね。他のサービスと比較されたりしているのでしょうか。

そんなに胸張って「安いぜ」とは言えないですが、いろいろな手間を考えると、絶対お得な Amazon Lightsail の料金をおさらいしてみようと思います。

お得な無料枠

AWS 無料利用枠の一環として、Amazon Lightsail を無料で開始していただけます。サインアップすると、1 年間無料で 50 GB のコンテンツ配信ネットワーク (CDN) ディストリビューション、1年間無料で 5 GB オブジェクトストレージバンドル、さらに 3 か月間無料で一部のコンテナ、インスタンス、およびデータベースのバンドルをご利用になれます。 お客様がある組織にリンクされている (AWS Organizations において) 場合、当該組織で無料利用枠を利用できるアカウントは 1 つだけです。

3 か月は無料だよ、更に一部サービスはその後 9 か月間無料だよ、だけど、Organizations で組織に参加している場合は、参加している組織の中の 1 つのアカウントだけが無料利用枠を使えるよ、って感じです。

インスタンスプランごとの料金

無料利用枠があるインスタンスプラン ~ Linux/Unix

Linux/Unix の 3 か月無料だよ、なインスタンスプランはこちらになります。

月額料金3.5 USD5.0 USD10.0 USD
メモリ512 MB1 GB2 GB
CPU1 vCPU1 vCPU1 vCPU
ストレージ20 GB40 GB60 GB
アウトバウンド
データ転送量
1 TB2 TB3 TB

※アウトバウンドデータ転送量の超過分のみ課金対象になります。

無料利用枠があるインスタンスプラン ~ Windows

Windows の 3 か月無料だよ、なインスタンスプランはこちらになります。

月額料金8 USD12 USD20 USD
メモリ512 MB1 GB2 GB
CPU1 vCPU1 vCPU1 vCPU
ストレージ30 GB40 GB60 GB
アウトバウンド
データ転送量
1 TB2 TB3 TB

アウトバウンドデータ転送量の超過分のみ課金対象になります。

そのほかのインスタンスプラン ~ Linux/Unix

Linux/Unix 最初からお金がかかるよ、なインスタンスプランはこちらになります。

月額料金20 USD40 USD80 USD160 USD
メモリ4 GB8 GB16 GB32 GB
CPU2 vCPU2 vCPU4 vCPU8 vCPU
ストレージ80 GB160 GB320 GB640 GB
アウトバウンド
データ転送量
4 TB5 TB6 TB7 TB

※アウトバウンドデータ転送量の超過分のみ課金対象になります。

そのほかのインスタンスプラン ~ Windows

Windows の最初からお金がかかるよ、なインスタンスプランはこちらになります。

月額料金40 USD70 USD120 USD240 USD
メモリ4 GB8 GB16 GB32 GB
CPU2 vCPU2 vCPU4 vCPU8 vCPU
ストレージ80 GB160 GB320 GB640 GB
アウトバウンド
データ転送量
4 TB5 TB6 TB7 TB

※アウトバウンドデータ転送量の超過分のみ課金対象になります。

スタートアップ

スモールスタートで良いと思います。それこそ、3.5 USD のプランで。

きちんと監視設定を行い、CPU 使用率やバーストキャパシティーの状況を確認します。そうして、Web サイトが成長していけば、上位のプランへ変更すれば良いと思います。

Web サイトの SSL 化

はじめは、Let’s Encrypt を利用するのも手だと思います。いろんなサイトで紹介されています。

しかし、Let’s Encrypt は多少のサーバーの知識が必要です。また、自動更新が失敗したときなどの対応は、よりサーバーの知識が必要となります。

LeoSaki(旦那)としては、CDN を利用し、AWS が発行する証明書で SSL 化を行うという方法をオススメします。

CDN ディストリビューションの料金

1 か月 50 GB のプランが 1 年間無料です!
1 年過ぎても 1 か月 2.5 USD で使えます!

※50 GB を超えると 0.114 USD/GB(東京リージョン)の課金となります。

SSL 化の方法はこちらの記事で紹介しています。

ロードバランサーの料金

ロードバランサーの料金は、ロードバランサーを作成する際に表示される、この 1 文なんですね。ちょっとわかりづらいかも。

ロードバランサーを利用して SSL 化することもできます。しかし、単純な Web サイトであれば、費用対効果的に CDN で十分じゃないかと思っています。インスタンス 1 つの上にロードバランサーを置くのはなんだか無駄な気もしますし。

ただし、CDN は AWS のサービスの一つである CloudFront を利用していますが、CloudFront ほど自由に設定することはできません。諸々の仕様条件をお持ちの方は、CloudFront を利用することもご検討ください。

最後に

「lightsail 料金」で検索された方にとって、有用な情報をお伝えすることができましたでしょうか。

他にも、コンテナ、オブジェクトストレージ、ブロックストレージ、マネージドデータベース、スナップショット、といったサービスが Amazon Lightsail には存在しており、それぞれにとても良心的な料金が設定されています。

是非、絶対お得な Amazon Lightsail を使ってみてください!

LightsailAWS,Lightsail

Posted by LeoSaki