AWS 認定資格 6 冠を達成した話 – 一発合格編

2022年10月26日

AWS が大好き、LeoSaki(旦那)です。モフモフしたい。

LeoSaki(旦那)は、AWS 6 冠達成しています。試験はすべて一発合格しています! AWS 超好き。最近、業務が Azure 寄りなので、頑張れ AWS といつも応援しています。

会社のブログでも AWS 6 冠達成した話は書いたことがあるので、こちらでは、ラフに(好き勝手に)AWS 6 冠を達成するための勉強方法や心構えを書きたいと思います。AWS 愛があふれる記事になぁれ。

はじめに

もちろん、受験料は必要です。半額チケット使わなければ、全部で 116,000 円(税抜)かかります。それ以外に、学習のためのコストがかかります。「学習コストをかけずに」という話をよく聞きますが、LeoSaki(旦那)は学習コストがかかるのは当たり前だろう、と思う派です。

学習コストをかければ、その分「やらなければ」と思ってしまうのは人の常。だからこそ、最新の教材や学習サイトを利用することに躊躇しません。自分のものとしてしまえば、復習することもできます。LeoSaki(旦那)にとっては、この「復習」するために手元に置いておく、というところに重きをおいています。

ただし、AWS は頻繁にアップデートされるため、そのとき最新の教材であっても、1 年後に「最新である」とは言い辛い部分があります。それでも、自分の教材なのですから、AWS のアップデート情報を書き込みながら利用することも可能です。

紙のほうが頭に入りやすいと感じるのはおじさんなんでしょうかねぇ。

AWS 認定資格一覧(LeoSaki(旦那)の取得順)

クラウドプラクティショナー

対象   :AWS の基本的な知識を持っている人
試験時間 :90 分
出題数  :65 問
合格ライン:700点以上/1000点満点
受験料  :11,000円(税抜)

学習方法

試験対策本を購入して読む! このシリーズが LeoSaki(旦那)にとっては一番わかりやすかったので、是非!

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試験前には、Udemy という学習サイトの問題集に取り組みました。・・・うん、対策本をしっかり読みこんだし、元々 AWS を利用していたので、そんなに難しいとは思わなかった。LeoSaki(旦那)が購入したときは「演習 6」までだったのですが、現在は「演習 7」まであるようですよ。

「演習 6」までを 3 周行って、ほぼ満点が取れるようになってから試験に挑戦しました。

ソリューションアーキテクト – アソシエイト

対象   :AWS における、可用性があり、コスト効率が高く、高耐障害性で、スケーラブルな分散システムの設計に関する 1 年以上の実務経験を持つ人
試験時間 :130 分
出題数  :65 問
合格ライン:720 点以上 / 1000 点満点
受験料  :15,000円(税抜)

学習方法

まずは、試験対策本を購入して読む! このシリーズには大変お世話になっています。是非!

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もちろん、AWS で実際にサービスに触れてみましょう。LeoSaki(旦那)は、試験対策本に出てくるサービスはほとんど触ってみています。移行系はさすがに触れてないんだ。Athena とか Kibana(現 Open Search)とか、なかなか触る機会はないだろう、と思いながらも触ってみたら、今は業務でバリバリ活用できていたり。何が功を奏すかはわからないものです。

最後は Udemy の問題集に取り組みました。「演習 6」までを 7 周して、すべて正答率が 100 % になるまで繰り返しました。間違えた問題と「★」をつけた自信のない問題は One Note に書き出し、問われているサービスについて調べ、まとめました。次の周回で同じ問題を間違えれば、もちろん、同じように One Note に書き出し、問われているサービスについて調べる作業を行いました。

65 問 × 「演習 6」 =390 問を間違えることなく(ちゃんと理解して)回答できるまでやる、と決めていたので、退社して寝るまでの数時間、毎日同じことを繰り返していた記憶があります。

SysOps アドミニストレーター – アソシエイト

対象   :クラウドオペレーションのロールを持つシステム管理者が対象
試験時間 :130 分
出題数  :65 問
合格ライン:720 点以上 / 1000 点満点
受験料  :15,000円(税抜)

学習方法

LeoSaki(旦那)が勉強していた頃には、いつものシリーズがなかったんだよなぁ。だから、これを購入した。

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正直、内容としてはちょっと不足だと思った。AWS Black Belt とホワイトペーパーを読み漁っていたと思う。LeoSaki(旦那)はソリューションアーキテクト系の業務が主なので、こちらの系統(SysOps 、デベロッパー、DevOps)はゼロからの学習といってもいいくらい。SysOps だけは、監視運用業務で触れる機会の多い IAM や CloudWatch の内容が多いので、あまり苦労しなかったけれど。

今は、お気に入りのシリーズが出ている模様。あの頃出ていてくれたら、と悔しい思い。

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最後は Udemy の問題集で地固めを行った。今回は「演習 4」を 5 周。やることはソリューションアーキテクトアソシエイトのときと同じ。すべて 100 % の正答率となるまで繰り返した。

デベロッパー – アソシエイト

対象   :AWS ベースのアプリケーションの開発や保守における 1 年以上の実務経験がある人が対象
試験時間 :130 分
出題数  :65 問
合格ライン:720 点以上 / 1000 点満点
受験料  :15,000円(税抜)

学習方法

毎度毎度の攻略本を購入。ゲームするときは攻略本無しでクリアするんだ、って意気込んでいたんだけれど、AWS は攻略本無しで攻略するのは難しい

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LeoSaki(旦那)の業務分野と異なるし、不安いっぱい。しかし、遊びでいろいろ AWS サービスを試していたので、すんなり頭に入ってくれた。やっぱり、実際に触ってみるのが一番だと思う。まぁね、これで何ができるか理解したところで、実際にできるかできないかは別問題。やりたいことがなければできないままなんだよね。結局、AWS サービスであればなんにでも興味を持つっていうアンテナを張っていることが一番の近道だと思った。

もちろん、いつもの Udemy の問題集を実施。「演習 5」を 5 周。得意とは言い難い分野であるため、ちょっとだけつまづきがあったけれど、正答率 100 % を取得するまで繰り返した。

ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル

対象   :AWS でのクラウドアーキテクチャの設計とデプロイにおいて 2 年以上の実践的な経験を持つ個人が対象
試験時間 :180 分
出題数  :75 問
合格ライン:750 点以上 / 1000 点満点
受験料  :30,000円(税抜)

学習方法

AWS 認定資格の中では最難関と言われるソリューションアーキテクトプロフェッショナル資格。気合を入れるために、最初に Udemy の問題集に挑戦してみる。あら不思議、「演習 5」まですべてやってみて、すべての演習で正答率が 50 % 以上はあるじゃないの。「演習 3」なんて 70 % とれちゃってる。

しかし、間違ったものを見直していくと、どんどん自信がなくなっていく。不安になったので全 75 問すべてを見直したのだけれど、やっぱり自信がなくなっていく。

結局、いつもの攻略本を購入しました。わかりやすさ一番だと思っています。是非!

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超長文に慣れる訓練が必要です。学生時代、国語が苦手だった方、普段、本を全然読まない方は、大変かもしれません。また、AWS サービスの正確な理解が必要となってきます。

例えば、オンプレの Oracle RMAN を利用してバックアップを保存し、シェルアクセスによる権限設定を行っているサーバーを AWS に持ってくる場合。EC2 インスタンスを利用するか、RDS を利用するか、の二択になると思います。AWS サービスを利用するのであれば RDS 一択だろう、と思うのは浅はか。しかし、なぜ EC2 インスタンスをデータベースサーバー(Oracle)として利用するのか、という理由を明確に理解していなければ意味がありません。※ RDS は DB インスタンスへのシェルアクセスを提供していない。

LeoSaki(旦那)は、攻略本を読み込んだ後の Udemy 2 周目で、「演習 5」すべてにおいて、合格ラインの 75 % 以上を達成することができました。しかし、過信は禁物。試験を受けるまでに「演習 5」をすべて理解したうえで 100 % の正答率となるまで、7 周行いました。

DevOps エンジニア – プロフェッショナル

対象   :AWS 環境のプロビジョニング、運用、管理において 2 年以上の経験を持つ個人が対象
試験時間 :180 分
出題数  :75 問
合格ライン:750 点以上 / 1000 点満点
受験料  :30,000円(税抜)

学習方法

こいつが問題だ。LeoSaki(旦那)の業務領域と全然違う分野なので。しかし、攻略本を探しても出てこない。

6 冠ノーミス達成者が紹介する攻略本ならば、読んでる方は買ってくれるだろう、げへへ、という下心は達成されなかったわけで。

Udemy で問題集に挑戦する。1 問ごとに AWS Black Belt やホワイトペーパーを確認する。という気の遠くなるような作業を繰り返しました。

しかし、ここまで真剣に学習を続けてきた方であれば、思ったより出来ちゃうんじゃないだろうか。LeoSaki(旦那)は、「演習 4」の 1 周目で 60 % は正答していた。最終的に「演習 4」を 5 周したところで、100 % の正答率を達成することができました。もちろん、普段の業務領域が DevOps の方であれば、もっと簡単に突破することができるのだと思う。

最後に

学習証跡はきちんと残していきましょう。LeoSaki(旦那)は OneNote に情報をまとめています。ソリューションアーキテクトプロフェッショナルや、DevOps プロフェッショナルの学習をする際に、その下位資格であるソリューションアーキテクトアソシエイト、SysOps アソシエイト、デベロッパーアソシエイトで学習した内容をまとめた OneNote を何度も見返す機会がありました。そして、今でも、業務で AWS サービスについて聞かれたときや、仕様書を読むときに OneNote を開く機会は多いです。検索をかけられるのがいい! そのためにも、OneNote にまとめるときには「表記揺れ」しないようにしましょう。

そして、もう一つ。この記事の「学習方法」に、Udemy で購入した問題集の周回数や正答率が出てきます。LeoSaki(旦那)は、学習の進捗の指標の一つとして、問題集を行った結果をエクセルですべて管理しています。だから、とっても正確な数字ですよ。

演習に挑戦した日各問題の正誤見直しマークをつけた問題正答率、これらが一覧で確認できます。自分の学習の進捗と、得意不得意が明らかな数値として表されるため、やっておくと後々役立ちます。もちろん、とっても面倒ですけれど!

学習のための本代だけで 10,000 円を超えます。Udemy で全部購入したら、更にお金がかかります。実際に AWS サービスを利用すれば、もっとお金がかかります。どうしても無料枠の範囲内では試すことができないことも多いので。

会社に言われて、とか、転職のために、とか、就職のために、とか、理由は人それぞれあっていいと思います。けれども、AWS が好きでないと、6 冠はなかなか難しいんじゃないかなぁって思います。

LeoSaki(旦那)は、約 1 年 6 ヶ月でノーミスで 6 冠を達成しました(この間に、IPA も 2 つ取得したりする)。LeoSaki(旦那)の知人には、複数回試験に落ちている人もいます。諦めて Azure に行っちゃった人も、業界を去って行った人も。

LeoSaki(旦那)と彼らの差は何か。AWS へのだぜ! って言わせてくれ。

この記事を書いた人
LeoSaki(旦那)

猫大好き、野球大好き、AWS が大好き、な、藩士。
AWS 6冠、取得しています。
IPA 資格は IT パスポート、基本情報技術者、応用情報技術者、取得しています。
キャンプ場でも仕事する社畜っぽい人。