Amazon Lightsail の料金をおさらいします
はじめに
猫とキャンプと野球観戦と AWS が大好きな旦那、LeoSaki です。モフモフしたい。
Console Search を眺めていると、「lightsail 料金」で検索をかけられている方が多いことに気が付きました。やっぱり気になりますよね。他のサービスと比較されたりしているのでしょうか。
そんなに胸張って「安いぜ」とは言えないですが、いろいろな手間を考えると、絶対お得な Amazon Lightsail の料金をおさらいしてみようと思います。
お得な無料枠
AWS 無料利用枠の一環として、Amazon Lightsail を無料で開始していただけます。サインアップすると、1 年間無料で 50 GB のコンテンツ配信ネットワーク (CDN) ディストリビューション、1年間無料で 5 GB オブジェクトストレージバンドル、さらに 3 か月間無料で一部のコンテナ、インスタンス、およびデータベースのバンドルをご利用になれます。 お客様がある組織にリンクされている (AWS Organizations において) 場合、当該組織で無料利用枠を利用できるアカウントは 1 つだけです。
3 か月は無料だよ、更に一部サービスはその後 9 か月間無料だよ、だけど、Organizations で組織に参加している場合は、参加している組織の中の 1 つのアカウントだけが無料利用枠を使えるよ、って感じです。
インスタンスプランごとの料金
無料利用枠があるインスタンスプラン ~ Linux/Unix
Linux/Unix の 3 か月無料だよ、なインスタンスプランはこちらになります。
月額料金 | 3.5 USD | 5.0 USD | 10.0 USD |
メモリ | 512 MB | 1 GB | 2 GB |
CPU | 1 vCPU | 1 vCPU | 1 vCPU |
ストレージ | 20 GB | 40 GB | 60 GB |
アウトバウンド データ転送量※ | 1 TB | 2 TB | 3 TB |
※アウトバウンドデータ転送量の超過分のみ課金対象になります。
無料利用枠があるインスタンスプラン ~ Windows
Windows の 3 か月無料だよ、なインスタンスプランはこちらになります。
月額料金 | 8 USD | 12 USD | 20 USD |
メモリ | 512 MB | 1 GB | 2 GB |
CPU | 1 vCPU | 1 vCPU | 1 vCPU |
ストレージ | 30 GB | 40 GB | 60 GB |
アウトバウンド データ転送量※ | 1 TB | 2 TB | 3 TB |
※アウトバウンドデータ転送量の超過分のみ課金対象になります。
そのほかのインスタンスプラン ~ Linux/Unix
Linux/Unix 最初からお金がかかるよ、なインスタンスプランはこちらになります。
月額料金 | 20 USD | 40 USD | 80 USD | 160 USD |
メモリ | 4 GB | 8 GB | 16 GB | 32 GB |
CPU | 2 vCPU | 2 vCPU | 4 vCPU | 8 vCPU |
ストレージ | 80 GB | 160 GB | 320 GB | 640 GB |
アウトバウンド データ転送量※ | 4 TB | 5 TB | 6 TB | 7 TB |
※アウトバウンドデータ転送量の超過分のみ課金対象になります。
そのほかのインスタンスプラン ~ Windows
Windows の最初からお金がかかるよ、なインスタンスプランはこちらになります。
月額料金 | 40 USD | 70 USD | 120 USD | 240 USD |
メモリ | 4 GB | 8 GB | 16 GB | 32 GB |
CPU | 2 vCPU | 2 vCPU | 4 vCPU | 8 vCPU |
ストレージ | 80 GB | 160 GB | 320 GB | 640 GB |
アウトバウンド データ転送量※ | 4 TB | 5 TB | 6 TB | 7 TB |
※アウトバウンドデータ転送量の超過分のみ課金対象になります。
スタートアップ
スモールスタートで良いと思います。それこそ、3.5 USD のプランで。
きちんと監視設定を行い、CPU 使用率やバーストキャパシティーの状況を確認します。そうして、Web サイトが成長していけば、上位のプランへ変更すれば良いと思います。
Web サイトの SSL 化
はじめは、Let’s Encrypt を利用するのも手だと思います。いろんなサイトで紹介されています。
しかし、Let’s Encrypt は多少のサーバーの知識が必要です。また、自動更新が失敗したときなどの対応は、よりサーバーの知識が必要となります。
LeoSaki(旦那)としては、CDN を利用し、AWS が発行する証明書で SSL 化を行うという方法をオススメします。
CDN ディストリビューションの料金
1 か月 50 GB のプランが 1 年間無料です!
1 年過ぎても 1 か月 2.5 USD で使えます!
※50 GB を超えると 0.114 USD/GB(東京リージョン)の課金となります。
SSL 化の方法はこちらの記事で紹介しています。
ロードバランサーの料金
ロードバランサーの料金は、ロードバランサーを作成する際に表示される、この 1 文なんですね。ちょっとわかりづらいかも。
ロードバランサーを利用して SSL 化することもできます。しかし、単純な Web サイトであれば、費用対効果的に CDN で十分じゃないかと思っています。インスタンス 1 つの上にロードバランサーを置くのはなんだか無駄な気もしますし。
ただし、CDN は AWS のサービスの一つである CloudFront を利用していますが、CloudFront ほど自由に設定することはできません。諸々の仕様条件をお持ちの方は、CloudFront を利用することもご検討ください。
最後に
「lightsail 料金」で検索された方にとって、有用な情報をお伝えすることができましたでしょうか。
他にも、コンテナ、オブジェクトストレージ、ブロックストレージ、マネージドデータベース、スナップショット、といったサービスが Amazon Lightsail には存在しており、それぞれにとても良心的な料金が設定されています。
是非、絶対お得な Amazon Lightsail を使ってみてください!
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